意識強度検測点(1):自動意識制御領域

元吾氏

 

 

「自動意識コントロールに関する測定ポイント」

 

「意識強度」の測定ポイント(9種類)の中で、「自動意識コントロール」に関して多く研究されました。

この章では、自動意識コントロールテスト(12項目)の測定ポイントと、もう一つ、最も基本的な「自動意識VS自主意識」を含め13項目の解説をします。

 

目次

 

  1. 自動意識VS自主意識
  2. 固定反応VS柔軟反応
  3. 他責VS内省
  4. 意識分散VS意識集中
  5. 思考の固定VS思考の自由
  6. 労働認可VS享楽認可
  7. 見知らぬ人への敵意VS見知らぬ人への友好
  8. 性観念の拘束VS性観念の自由
  9. 自己不満VS自己受容
  10. AI翻訳の歪みVS意思理解の還源
  11. 死への抵抗VS死の受容
  12. ジェンダー偏見VSジェンダー平等
  13. 他者との比較VS自己比較

 

 

1、自動意識vs自主意識

「自動意識VS自主意識」の比率は、全測定ポイントの中で最も基本となる測定ポイントです。

A→a反応、B→b反応、というようにパターン化されたプログラムは自動意識です。

一方、そのようなパターンに影響されず、自由に考えられるのが自主意識です。

 

自動意識 初期設定値 40-60% 最高値80%

自主意識 初期設定値 60-40% 最低値20%

 

初期設定値とは生まれた時に催眠輪廻システムの運営者(Tグループ)に設定された値で、個々によって様々です。

生まれた後の値個人・時間によって常に変化していきます。

自主意識が強い場合、自主化程度がに強くなり、自動意識の初期設定を抑えることができ意識強度のレベル高くなります。

逆に、自主意識が弱い場合は初期設定された自動化程度に抑えられて、自主化程度がさらに弱くなり、よって意識強度のレベル低くなってしまいます。

 

それでは、どこまで意識強度を高めればこの催眠輪廻から脱出できるのか?

研究の結果、自主意識が99%以上となり、自動意識が1%以下になったら脱出可能だということが判明しました。

意識強度に高める方法として、先ずは「自動意識」と「自主意識」の違いを知ることが大事になります。

 

以下、「自動意識コントロールテスト」の解説(12項目)は△△△(自動意識)VS○○○(自主意識)」というように表しました。

 

2、固定反応vs柔軟反応

「世間の常識やマナーを重視して生活している」

 

自動意識の強い人ほど反応がロボットのように固定されており、逆に自主意識の強い人の反応は柔軟性が高いです。

 

世間の常識やマナー、躾などを重視するようにプログラミングされているので、〇〇はこうあるべきだという固定的な考え方をしてしまいます。それらを”正義”とかざし、他人の行いにまで過剰に反応してしまう人は要注意です。社会で生活していくにはある程度の常識やマナーは必要ですが、これらに囚われすぎてしまうと危険です。

 

固定反応程度の平均値 60-80%

 

 

3、他責vs内省

「問題が起きた時に、その原因を自分の外にあると考える」

 

何か問題が起きた時に、それを周りのせいにするか、自分自身に原因を探るかで結果に大きな違いが出てきます。

例えば、仕事がうまく行かない、夫婦関係が上手くいない、お金が足りない、人生が楽しくないといった場合、自動意識では責任を外に求めるようになります。会社や配偶者、社会や環境など周りのせいにしてしまい、改善の余地がなくなってしまいます。

 

自主意識では自分の努力や考え方によって起こった事象と捉えることが出来、改善され易くなります。

 

他責の程度の平均値 60-80%

 

 

4、意識分散vs意識集中

「集中力を保つことが難しい、気が散りやすい」

 

集中を強制すると疲れるようにプログラミングされています。人間が作るAIロボットは意識の集中を高く設定しますが、人間に内蔵された自動意識は逆に集中を妨げるように作られています。集中力を高めるには自動意識を抑えて、自主意識を高めることが必須です。

 

例えば、細かい手工芸や繊細な手術など、非常に焦点を絞ったことを行うには80%以上の集中力が必要です。集中力を妨げられそうな時には、静けさの感覚に浸ると自主意識が高まります。極めればどれだけ集中しても疲れることがなくなります。

 

意識の分散程度の平均値 約60%

 

5、思考の固定vs思考の自由

「組織(学校、職場、宗教等)にいることに安心感を得る」

 

伝統的な習慣、社会的洗脳、教育的洗脳、宗教的洗脳など典型的な自動意識での固定思考です。「固定=安定=安心」「周りと同じ考えだからこの考えは正しい」というような固定観念です。

 

例えば、組織(学校、職場、宗教等)で同じ思考を持った人達といることに安心感を得たり、伝統的な習慣など古くからの確固たるものに身を置くと落ち着きます。

社会的洗脳(メディア、心理学など)が、これらの固定観念を強化し続けています。

 

Tグループ*の指導のもと作成された唯物論も、唯物論者に多くのインスピレーションを与えました。そして魂の存在否定をし「世界は物質しか存在しない、すべての命はこの物質の身体しかない」という固定観念を植え付けました。

 

この巨大な誤った世界観は明らかな盲点です。「魂の存在の真実」は上手く隠されており、もし真実が見えたとしても固定観念のフィルターによって見えません。

*Tグループ:催眠システムを運営する組織

 

思考の固定程度の平均値 60-80%

 

6、労働認可vs享楽認可

「労働には価値があり、遊びに価値を感じない」

 

「仕事をしないと安心感や責任感がない」という固定観念を植え付けられました。自動意識で操作されている人は労働の奴隷になり、好きではない仕事をして楽しくない人生を過ごさなければなりません。自主意識の高い人は労働の奴隷にならず、好きな事をして満足な人生を過ごしていけます。

 

奴隷マインドにする為に、次の様に3段階で意識を操作しています。

人々は働き、社会は発展し続けなければならない→労働には価値がある→遊びには価値がない、、。

 

魂の存在の状態は「遊び」です。永遠の魂には「サバイバル」や「お金」の概念がありません。人間は魂と身体の2つが合体しており、身体の部分はサバイバルの為に労働をしています労働の為に生きているのでは本末転倒になってしまいます。

 

有名なイソップ物語の「アリとキリギリス」は完全に洗脳の為の作り話です。

そもそもキリギリスは冬を越すという概念がありません。現実のキリギリスは、秋には繁殖を終えて天寿を全うするからです。このように嘘をついて洗脳しているケースが昔話、映画、諺などいたる所にあります。

 

労働認可程度の平均値 80~90%

 

7、見知らぬ人への敵意vs見知らぬ人への友好

「見知らぬ人に対し、知らずに敵意を持ったりマウントをとりやすい」

 

自動意識では、接触する前から人に対して敵意を持ってしまいます

二元性の競争の感覚を持ったレースをするように設定されているからです。

 

接触前に潜在意識の反応がなければ、見知らぬ人のグループとなります。見知らぬ人は、サバイバルの為に食料と領土をめぐって競争する潜在的な敵と見なされるようにプログラミングされているのです。

 

どちらかと言えばこれは個人ではなく国家、民族、宗教などの団体に多く例が見られます。敵意が大きくなると戦争を引き起こすまでとなります。

 

このプログラムは人間がお互いに衝突し合い、永遠に平和にさせないという目的があり、身体の競争で忙しくさせ、内面を見る(魂の存在)暇を与えないように仕組まれているのです。

 

見知らぬ人への敵意程度の平均値 80%以上

 

 

8、性観念の拘束vs性観念の自由

「性に関して保守的である」

 

自動意識は様々なプログラミングで人類を束縛しています。性の本性を自由に発揮することを困難に設定しているのもその一つです。

 

性と欲を繋げ、性欲が悪や羞恥なものと思うようにプログラミングしています。

性的概念が保守的であるほど内面の性的欲求は強くなり、地域が保守的であればあるほど内部抵抗は強くなってしまいます。

 

性観念の拘束度の平均値 (地域により異なる) 米国30〜40%、オランダ30%、一部の保守的な地域70〜80%

 

 

9、自己不満vs自己受容

「自分に満足せず劣等感を感じやすい」

 

元来、無限の力を持つ万能な魂である我々なのですが、永遠にそれを忘れ去るように自分自身に不満を抱き続けさせられています。

 

自分への不満は劣等感を生み出し、他人への不満は支配を生み出し、世界への不満は欲望を生み出し、世界を変革しなければならないと思わされたりもします。自分と周りを比較し、永遠に完璧にならない仕組みとなっているのです。

 

自分のことが客観的にわからないので、自分の中の自動意識を信じてしまいます。人間は永遠に完璧を目指す完璧主義の奴隷になり、永遠に自己不満になり自分を弱体化させてしまうのです。

 

例えば、整形手術を繰り返す人がいますが、自分の容姿に不満を持つことで劣等感を感じさせらています。自動意識によって比較させられていることに気づかず、無意識に人と比較し、整形手術を繰り返す様は、まさに完璧主義の奴隷となり本来の自分(魂)を見失っていっている姿と言えます。

 

自己不満程度の平均値 80-90%

 

 

10、AI翻訳の歪みvs意思理解の還元

「コミュニケーションにおいて相手の真意が理解しにくい」

 

自主意識が完全に発揮出来る場合、コミュニケーションに於いて相手の真意を100%理解することが出来ます。しかし、自動意識を通して翻訳されると歪みが出ます。自動意識は個人によりカスタマイズされているので、それぞれの理解が異なり多くが歪められ相手の本意がわかりにくくなります。

 

相手の話しを直接聞いておらず、自動意識が翻訳しているので主観的な壁や偏見が多く、客観的に相手の真意が分かりません真意を理解出来ていないことにも気づいていないのです。

 

もし、相手の真意を理解していないことに気付いた場合、それは良いことです。なぜなら自動意識は翻訳することができず、その語彙やプログラムを超えてしまったからです。

 

一般的に人々は頭(=自動意識)を使ってコミュニケーションすることに慣れています。理解の差異度は60%以上。 頭を使ってコミュニケーションをとっている限り、理解力は低くなります。

 

自動意識のIQと理解力はプログラムに依存しており、アルゴリズムで理解をしています。経験豊富な人は、AIアルゴリズムや理論的推論などの仮想プログラムの効力がなくなるので、理解度が高くなります。

 

AI翻訳の歪み度の平均値 70-80%

 

 

11、死への抵抗vs死の受容

「死に対して恐れがある」

 

魂は永遠の命なので、死に対して恐れは無いはずです。

人間の「死」とは身体という服を脱ぐだけのことで、魂は何も変わりません。

 

しかし、「死の概念」「死への恐怖」を身体にインストールされた事により、「死」を恐れるようになりました。人々に「生きることに価値がある」「死んだらおしまい」と思わせる事に成功しています。

 

また、愛する人の死=永遠の別れ、と思わされることにより、お互いに影響しあって催眠が強化され集団催眠されてしまうのです。そもそも魂は死なないので「永遠の別れ」はありません。

 

死への抵抗度の平均値 80-90%

 

 

12、ジェンダー偏見vsジェンダー平等

「ジェンダーへの偏見がある」

 

魂には性別がありません。一部の玩具(人間・動植物)に性別は作られました。

自動意識は男性性と女性性を作り、時代によって異なる性別の概念を作りました。

 

それによって男女のバランスを取ることが難しくなってしまいました。

時代によって異なりますが、常に性別に関するさまざまな問題があります。

(家長制度、父系社会、母系社会、男尊女卑、フェミニスト、男女同権、セクシャル・ハラスメントなど)

 

自動意識ではLGPTQや同性愛等の受け入れは困難です。しかし自主意識の強い人が多くいる寛容な社会では、受け入れやすく偏見はあまりありません。

 

ジェンダー偏見の平均値 60〜90%(開放度は地域によって異なる)

 

13、他者との比較vs自己比較

「他人と自分(または自分の子どもなど)を比較しやすい」

 

優越性と差別の意識を持たせる為に、自分と他者を比較するようにプログラミングされています。

 

例えば「私は弱い、彼は強い」、「私は良い、他は悪い」「私は醜い、彼女はきれい」「うちの子は勉強が出来ない、隣の子は優秀」のように人間は何をやってもこのような差別ゲームをしています。

 

また、社会の発展を促進させるという意識を持たせられることにより、競争心を煽り戦闘的にさせ人間を対立させました。

自動意識は種類が違うものを強制的に比較させ、多くの基準を生み出しました。

これらはよく観察すると説明がつかず、比べる意味がないことがわかります。

 

例)画一的な教育の歪み

「皆さんに公平に同じ試験をします。それでは後ろの木に登ってください」

 

他者比較の程度の平均値 90%

 

以上、「自動意識コントロールテスト」の解説をしながら、自動意識と自主意識の違いをお話ししました。

皆さんがコントロールをされていることに早く気付くことを願うばかりです。

 

【意識強度検測点(1終了】